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みどりのまちづくりワークショップ

みどりのまちづくり

 「仙台市みどりの基本計画2012-2020」中間評価の時期を迎え、みどりのまちづくりワークショップが、七北田公園都市緑化ホールで開催されました。

 まず、仙台市百年の杜推進課企画調整係係長による、「緑の基本計画に基づく施策の進捗状況」が説明されました。
 次いで 「仙台市のみどりの将来の姿、将来を見据えたまちづくり構想について、話し合ってください。」との要請で、各6名ほど3グループに分かれて、「街のみどり充実プロジェクト」「魅力ある公園づくりプロジェクト」「百年の杜シンボルエリア形成プロジェクト」について、各自意見を述べ、それを付箋紙に一意見ずつ書いて、模造紙に貼っていきます。
 代表者が中間発表を行い、それを元に、問題点を解決する方向性について話し合いました。

 緑についての高い見識をお持ちの方々、具体的な活動をされておられる方々の、様々なご意見を伺う機会となり、大変感心させられました。

みどりのまちづくりワークショップb

 ただし、話がどうしてもかみ合わない、大きな溝があることも確認されたのでした。

 新緑祭の時に毎年仙台市から表彰されている、ある企業の方が、お客さんを仙台に招いて、これが杜の都ですと言って、案内できる場所がない、そのような場所をこれから造ろう!というところで、溝がはっきり認識できました。

西公園平面図aa

西公園平面図ab

 上の写真は、西公園の整備計画平面図なのだそうです。
 今日、仙台市はこの図面が、市民協働のアイデアで造り上げられたものだと説明しました。
 十年以上、みどりについて関心を持ち続けてきましたが、この平面図、特に地下鉄東西線広瀬川橋梁下が、公園になるだなんて、初耳です。
 ここは広瀬川の河原なので、広瀬川の清流を守る条例に従い、本来工作物が造れない場所だと思っておりましたし、河原を自然のままにして欲しいと長年要望し続けていました。

 裏切られたという思いの私に対し、他の参加者、都市計画が専門の会社の方、一級建築士の方、建築学科の学生の方等は、冷ややかな反応でした。
 私だけが「浮いている」、話がかみ合わないだけでなく、住む世界が違うとでもいう、私のようなこの手の人間には注意が必要という雰囲気になってしまいました。

魅力ある公園ですって?

 上の写真は、仙台市の説明で、魅力ある公園として、挙げられたものです。
 私には、何の魅力も感じることができませんでした。
 巨大遊具の化け物のようなものが置かれている!としか感じられません。

 「百年の杜」シンボルプロジェクトは、観光客を取り込むための視点での議論であり、市民として必要を感じないという、私の意見はさりげなく無視されてしまいました。
 
 今日のワークショップは、自らの孤立と無力を、確認するだけの機会になってしまいました。

 ただし、これまでのこととは別に、一つ感動したことを付け加えると、参加者のお一人が書かれた写真入りの小冊子を頂きました。
 すばらしいお庭の写真、ご自分の活動の履歴、ご研究の一端、自然観についてのお考えなど、感銘を受けました。
 着実に実績を積み重ねておられることに、心が洗われるようでした。
 
 経済問題としてのみどり、権力としてのみどりばかりに、追い詰められるように委縮していた気持ちが、美的感覚の楽しみに目覚めさせられました。




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行政の対応 | コメント(0) | 2015/08/30 21:30
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