fc2ブログ

気になるゴールコン擁壁

 昨日、自宅周辺の散歩に出かけました。
 最近は歩きにくい!と感じます。
 これまで、車を気にすることなく、狐沢の緑地を囲む擁壁沿いの緑道を、のんびり歩くことができた、あの至福の時が二度と戻らないことが実感されました。

 水源の森として保存されるべき狐沢が、宅地に造成されるとは、今でも信じられません。
 こんな不条理がまかり通るとは、想定外でした。

 昔、大学で、イギリスのトマス・モア卿が執筆した『ユートピア』に、土地の囲い込みの弊害が厳しく批判されていたことが、思い浮かびました。
 イギリスで、19世紀にナショナル・トラストが生まれたのは、囲い込みから入会地を守ろうとするオープン・スペイス運動に端を発していました。
 アメニティ amenity (生活快適環境)とは、自然の美しさ、人々の生活、動植物などが一体となって生きていける、憩いの場として十分な価値を持っていることの自覚でした。

 自分の身の回りで、測量会社の人、コンサルタント会社の人を見かけたとき、近所で土地の境界確定協議が行われ、印をつかされた人がいると知ったら、これは警戒警報だと知るべきでした。
 印をつく必要がある人は、自分と隣地の境界を確認すると同時に、囲い込まれる誰のものでもない土地がないのかどうかを確認すべきです。
 
 百年前のイギリスの人たちは、立派だった、足元にも及ばないと実感するばかりです。


ゴールコン擁壁

まだお水が出てますね!

  

スポンサーサイト



都市計画 | コメント(0) | 2014/04/28 20:38
 | HOME | Next »