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森林計画対象林の謎

森林図の一部a

 毎年、仙台市でも宮城県でも、森林計画について縦覧される時期があります。
 何度か縦覧し、林野庁の仕事ぶりを推し測り、どのように日本の森林が管理されているのかを知ろうとした事がありました。
 ・・・ところが、読んでもほとんど何も分かりませんでした。むしろ、様々な疑問が湧いてくるばかりでした。

 今のところの感想は、森林計画も年金と同じように、私のような好奇心旺盛な人間が、おかしいと言いだした頃には、実体ないものでしかないかもしれないという危惧を抱いています。

 上の写真は、仙山線の貝ヶ森6丁目側に、森林計画対象林が存在することを示す森林図です。
 しかしこの存在は、実体があるのか?ないのか?、謎の存在なのです。

 林野庁に問い合わせたところ、宮城県に任せているとの回答でしたので、宮城県の担当部署に問い合わせました。
 私が問い合わせた直後、宮城県では森林図の住所を公開しないという申し合わせをし、現在では情報公開をしても住所は知らされません。滑り込みセーフで知った住所は「国見1丁目」でした。

 仙山線の貝ヶ森6丁目側に「国見1丁目」は存在しないとばかり思っていましたが、EM社が開発計画を説明した時に、初めて、今回開発計画がされている場所の一部が「国見1丁目」である事を知りました。

 そこで一番目の謎です。
 森林計画対象林の住所はこれまで「貝ヶ森6丁目」とされ、旧住所は「菊田山」でした。

 「国見1丁目」の旧住所には「狐沢」「西山」「石母田」が知られますが、「菊田山」はありません。

 二番目の謎です。
 私が宮城県の担当部署に情報公開を求めた直後に、どうして住所を公開しない申し合わせが急遽なされたのか?という事です。

 三番目の謎です。
 仙台市の担当部署に情報公開をお願いしましたところ住所は「国見1丁目」でしたが、所有者はS不動産となっていて、これまで知られていたIさんでも、H道路でも、Hアセット&サービスでも、EM社でもなかったのです。

開発地の謎
 
 上の写真は、今回開発予定の場所の登記簿の一部です。JR東日本がH道路に売却する前に測量した結果、土地の広さは一挙に3倍以上(4/24追記:計算を間違っておりました。4倍~6倍以上でした)に増えました。所有している時に面積が少なく、売却する時には数倍になったのですから、売り手にとっては笑いが止まらなかったことでしょう。

 「縄伸び」と言って、山林の面積がはっきりしないことはよくあることなのだそうですが、増えた程度が並外れています。この事実と、森林図の面積、森林図の住所とを、複合的に関連づけて考えると、さらに大きな謎が生まれます。

 これまで森林計画対象林の所有者だと思われていたIさんの前の所有者と、旧国鉄が所有する前の縄伸びした土地の所有者はTさんという同じ所有者でした。

 国鉄がTさんと売買契約した時期と、森林法が制定された時期とは同時期でした。

 土地の面積に錯誤があっただけでなく、土地の存在箇所そのものに錯誤があったのか、あるいは、意図的に訳が分からないものにすることによって、どこにも存在しない?か、透明人間ならぬ透明な?土地が生み出されたのではないか?

 もし今回、ここが善意の第三者によって開発されることになれば、この大きな謎は闇に葬られて、誰かにとって計画が成就することになるのではないのか?

 「事実は小説よりも奇なり」という思いを抱いています。




 
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行政の対応 | コメント(0) | 2012/04/22 21:00
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