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意見募集:都市再生特別措置法施行令・施行規則、民間都市開発推進特別措置法施行令等

都市再生特別措置法a105

都市再生特別措置法c107

都市再生特別措置法d108

 国土交通省 都市局 まちづくり推進課による、パブリックコメントが行われており、締め切り間近、明後日のものと、23日までのものとです。
 一般人にとっては、何だかよく分からないものですが、よくよく眺めて、内容について具体的にどんな事例が考えられるのか推測してみると、私たちの暮らしに大きな影響を持つ法律のように思われます。

 開発したい側の人々にとって、都合がよいけれど、一般住民で既存の環境に満足している人々にとっては、脅威となる法律かもしれません!

 行政の方々には、住民の異議申し立ての機会を奪うことなく、一つ一つの事例を精査して、住民にとって不利益とならないようにして欲しいと思います。

 医療、福祉、住民の高齢化ということばを盾にして、住民が望まぬ開発を、有無を言わさず押し付けることがないようにお願いします。


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行政の対応 | コメント(0) | 2016/03/17 23:09

環境省主催オオタカの国内希少野生動植物種の指定解除に関する意見交換会

ツグミa

 枝の陰に隠れていますが、ツグミが来ていました。

オオタカシンポジウムa

 環境省主催オオタカの国内希少野生動植物種の指定解除に関する意見交換会が、開催されました。
 意見交換会といっても、一般参加者は、質問票や意見票の用紙に書き込んで、係に渡すだけで、意見はコーディネーターやパネラー、環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室の方々が、お話になりました。

 パネラーの方々のご意見も、微妙なところで違いがみられました。

 一致していたのは、今の段階で、指定解除をすれば、大きな弊害が生じかねないということだけだったかもしれません。

オオタカ指定解除による問題点a081

 日本オオタカネットワーク副代表今森達也氏は、その問題点を医療行為における薬の処方のメタファーを用いて、説明されました。
 現時点で、指定解除をすれば、薬の副作用に対する処方がないのと同じく、大きな問題が生じたとしても、何の手立ても施すことができない事態になるとのことでした。
 その手立てが施されないままに、指定解除はできないというご意見でした。

 公益財団法人日本自然保護協会保護室主任辻村千尋氏も、現時点での指定解除には反対とのご意見でした。
 理念法の必要性、里地里山行動計画、Avoid Map作成、各都道府県における条例制定がなされないうちに、指定を解除することの弊害について述べられました。

 公益財団法人日本野鳥の会自然保全室室長葉山政治氏も、国の法律から外れると、都道府県の条例が必要となり、各地方自治体での対応の違いを危惧されました。

 種を保存することと、生息地保全のどちらに一義的な意味を見出すのかという点において、意見は一致しているとは言えないようでした。
 オオタカの代わりに、サシバを希少種として指定することで、里地里山を守ることができるという考えも示されました。

 西日本において、オオタカの数が増加しているという事実がないという点において、意見は一致しているようでしたが、パネラーの多くが活動している東日本において増加しているのは事実であるとの意見でした。それでは北日本ではどうなのか?詳しい話はありませんでした。

 コーディネーターの羽山伸一氏は、1980年代に鳥獣法しかなかった時代から、10年で種の保護法に至った経緯、現在までの努力を話され、その過程でオオタカが増加したのは、奇跡的なことであると、実績を強調されました。
 
 環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室室長補佐徳田裕之氏は、オオタカの国内希少野生動植物種の指定解除がなされた後の、現行法での行政としての対応の在り方について説明し、指定解除後にオオタカの減少が確認された場合の、再指定への手続きを紹介しました。

 再指定の可能性が検討されるくらいなら、指定解除を行うべきではないという感想を抱きました。
 その間に失われる生息地の環境を、復元することは不可能だからです。

 3時間に及ぶ会でしたが、大勢の方々が熱心に耳を傾け、関心の高さが伺えました。

 もっとも、私が、皆様のお話をどれくらいの割合で理解し、記憶できたのかという点については、心もとないことでした。
 シンポジウムの話題提供者の皆様は、普段から意見交換の機会があり、それぞれの活動の中で、これまでの実績を積んでおいでで、その過程を知らない聴衆にとって、複雑で難しいと感じる事項が多くありました。

 また、メディアは、東京のNHK 一局が参加しただけで、地元メディアの参加がなかったことは、この会が必ずしも、仙台の中で認知されていなかったのではないかという危惧を抱かせるものでした。 
 
 今後、環境省のホームページの中で、一般国民の意見を受け付けることができるようにする予定だそうです。


行政の対応 | コメント(0) | 2016/01/23 20:26

環境省のホームページの判りにくさ

環境省ホームページの分かりにくさ

 年末年始頃に、環境省のホームページにアクセスして、オオタカについて何か、予定がないのかどうか、確認しました。
 過去に行われたパブリックコメントと、過去に行われた意見交換会の事に、アクセスできましたが、近い未来の予定について、アクセスすることができませんでした。
 今日も、検索しましたが、検索結果は0件とのことでした。

オオタカシンポジウムa

オオタカシンポジウムb

 「オオタカの国内希少野生動植物種の指定解除に関する意見交換会(仙台会場)」の受付票が、送信されました。
 平成28年1月23日(土)13時~16時30分、東京エレクトロンホール宮城、601大会議室に、この受付票を持参するようにとのことでした。

 整理番号を見ますと50に満たない数字で、200名募集でしたので、かなり参加人数は少ないと思われ、抽選は行われませんでした。
 
 野鳥やオオタカに関心を持つ、知人にメールしたのですが、ご存じなかったようでした。
 日本野鳥の会宮城県支部の方々は、当日調査のために、出かける予定の方々が多く、参加される可能性は限りなく低そうでした。
 締め切りが過ぎたとはいえ、参加人数も少ないことですから、再募集が行われてもよいのではないでしょうか?

 環境省のホームページにアクセスしたとしても、今回のシンポジウムの事を、私は直前にお知らせいただくまで、気づきませんでした。
 シンポジウム開催の事を知らない方が大勢いらっしゃるように思われます。

 意見交換会として、もっと周知がなされなければ、公平ではないのでは?



行政の対応 | コメント(0) | 2016/01/19 22:37

新聞コラム「声の交差点」

声の交差点

 今日の河北新報に目を通していて、声の交差点に様々な投稿があることに気づきました。

 仙台市は重点政策として、地下鉄東西線沿線のまちづくりを挙げています。
 東西線のイメージとして、広瀬川橋梁を何かと使用していることがとても気になっていました。

 この地域を、国際会議や学会などの、人が集まる地域にしようとしていて、観光の目玉として、広瀬川と経ヶ峰が矢面に立っているのです。
 広瀬川の清流を守る条例は、環境破壊から自然環境と生態系を守り、保全しようとするところに、第一義があったと思われます。

 集客のための観光目玉として開発を推し進めるために、環境保護を訴え、地道に活動している個人や団体に対し、仁義なき闘いを仕掛け、仙台市民の思いを踏みにじる必要があるほどに、開発による経済効果は、行政にとって魅力、得策なのでしょう!

 弱肉強食は世の定めとはいえ、また、行政が一般人を踏み倒すだけの組織力を持っていて、一般人が足掻いても太刀打ちできるものでないとはいえ、六文銭(!)の覚悟を持った仙台市民や、日本国中の心ある人々の思いを持ってすれば、行政の方向を変えることもあり得るという信念を持って、頑張ることができたなら!
 一人一人が出来ることを地道に続ける以外、人の道はありません。

 人の道は、生態系が維持されてこそのものでしょう!
 広瀬川の清流を守る条例を改悪し、川から動植物を駆逐して、造られた公園に変えようとする行政の試みには反対です。

 すでに、竜の口橋梁から、オオタカを排除し、命を落とした個体もあるという事後調査報告書があります。
 それを、肉食獣に襲われたのが原因としているようですが、人が営巣木に登っているのですから、人が排除したのを肉食獣のせいにしている可能性も考えられるところです。

 今度はハヤブサが矢面に立たされていると、思われます。
 野生鳥獣保護区を担当すべき、宮城県のおっとり刀、事なかれ主義には、失望しています。
 私は、日本野鳥の会の会員ですが、会員になった切っ掛けは、竜の口橋梁のオオタカを保護することが目的でした。
 会員として、目的を達することはできませんでした。
 無力な会に、属する意味はもうありません。

 百万都市となった仙台のなかで、どれだけの人たちが、地下を通行しない地下鉄が犠牲にしたものに、関心を持っているのでしょうか?
 そんなことよりも、経済活動のほうに関心があるでしょうか?

 自然保護、生態系保護が、経済的活動として成り立つようでなければ、存在が認知されないものなのでしょう。

 東日本大震災時の被害を復興するという名目の元、青葉の森に新しい道路をつくり、公園化しようとしているものなのかどうか?
 公園化どころか、アミュズメントパーク化しようとしているのでしょうか?

 地下鉄東西線を、数値をごまかし、環境影響評価をうやむやにして、開通させた世代が、定年を迎え、関連するなんとか協会などの外郭団体に再就職して、強権的なやり方で物事を押し通そうとしているのでしょうか?

 そのような世代が、採用した若手も、同じ考えを持つ人たちなのでしょうか?
 もう、仙台市職員の、この流れを変えることはできないものなのか?

 東日本大震災の時に、無力だった行政が、復興を利用して、開発に驀進することができる、社会構造を変えることができないとしたら、無念です。





行政の対応 | コメント(0) | 2016/01/12 20:28

広瀬川フォーラム

貝ヶ森から広瀬川の川霧151216

 写真は12月16日朝、貝ケ森の自宅ダイニングキッチンから見た、広瀬川の川霧です。
 広瀬川の川の流れは見えませんが、広瀬川の自然環境は、日常生活に欠かせない大切なものです。

 今日、広瀬川を生かした川づくり・まちづくりという副題を持つ、広瀬川フォーラムが開催されました。

広瀬川フォーラムa

 基調講演では、東北工業大学名誉教授 江成敬次郎氏が、広瀬川の清流を守る条例制定までの経緯、現状、課題について話されました。

”清流保全”から“川が活きるまち・くらし”へ

 国土交通省の「資源としての河川利用の高度化に関する検討会」における、「民間活力を活用して河川敷地を賑わいのある水辺空間として整備するための取組」と「一層の普及促進方策」について、直接的な言及はありませんでしたが、パネルディスカッションでは小水力発電に言及されておられましたので、念頭にまったくなかったとは思われませんでした。

 仙台市教育局文化財課の木村浩二氏は、ぶらタモリの番組に言及しながら、四ツ谷用水について、仙台の地形を生かした伊達政宗のまちづくりにおいて欠かせない水利用について、述べられました。

 話題提供として、宮城県土木部河川課 塚原武士氏「広瀬川の利活用について」、広瀬川1万人プロジェクト副実行委員長、株式会社深松組 深松努氏「広瀬川1万人プロジェクトについて」、特定非営利活動法人都市デザインワークス 豊嶋純一氏「仙台セントラルパーク~水辺を”楽しむ”ピクニック~」がありました。

 宮城県の河川管理のやり方について、納得できない部分がありましたが、ご本人も無難にやり過ごしたいような雰囲気のお話でした。

 仙台セントラルパーク構想というのが、環境保全と生態系保全の見地から、非常に問題の多い活動であるように思われました。

 江戸時代にも「野遊び」というのがあったと、榴ヶ岡公園での花見の絵が紹介され、それを元に、広瀬川の水辺でのピクニック・カフェを推奨されたのですが、それなら、西公園での花見と比較するのが普通で、生態系にとって重要な場所である大橋周辺の広瀬川河畔を持ちだす理由はないようなものと思われました。

 この場所でのピクニック・カフェは、絶対反対です!

 パネルディスカッションでは出席者の、知見が紹介されると同時に、広瀬川を守ることの難しさ、人を動員することの難しさ、活動費用の大きさ、広瀬川にある複数の堰の存在と農業用水、小水力発電、漁業における、利害関係、また、堰の存在により作並周辺まで、サケが遡上することができないにもかかわらず、毎年稚魚を放流活動をすることのジレンマ等が語られました。

 その諸問題とは別に、株式会社仙台ニッカサービス代表取締役社長 鈴木長成氏が、自分たちの活動の目標は、狭い範囲の水を守るということのみならず、関山周辺までの森の素晴らしさ、山全体を守っていくことが、水を守ることに繋がるとの発言が、心に染みました。

 東北学院大学教授、広瀬川清流保全審議会会長 宮城豊彦氏は、伊達政宗の街づくりにおいて、山や川の地形そのものの骨格を変えてはいない、その事は現代でも守りたいが、条例について見直しがされている最中であり、広瀬川を取り巻く崖、平場を、シンボル景観として、利用したいというようなことを述べられました。
 でもまさしく、その広瀬川のシンボル崖こそ、環境保全、生態系保全にとって、譲ることのできない場所、今後激しい攻防となる論点だと思われます。

 東北放送ラジオ局長の藤沢智子氏の「人は知ってみて、初めてこれまで知らなかったことに気づくもの」という発言も、心に残りました。

 この後の交流会には参加しませんでしたので、私の立場は、傍観者にすぎないものでした。
 私も長く仙台市民ですが、市民会議ってなんだろう?とか、1万人プロジェクトって何だろう?と、いう思い、には疎外感が漂います。
 行政は、手っとり早く企業の社会貢献活動に頼りがちで、市民のやる気を引き出そうとしないという点で、一般市民は置いてけぼりの状態だと思われます。

 また、9月の洪水被害についての言及はまったくなく、セントラルパーク構想の水辺の安全性についての議論が皆無である点には、不信感が生じます。



行政の対応 | コメント(0) | 2015/12/20 21:45
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