fc2ブログ

春めく仙台風景

セリバオウレン

キクザキイチゲ160328

 昨日、仙台は春めくというよりも、初夏のような陽気になりました。
 今日の東風は、反対にとても冷たく感じられました。

 いつもの咲き出す順序とは、異なりますが、様々な山野草が咲きだしています。

奥羽山脈を背景に仙台160328

 春にもかかわらず、奥羽山脈までよく見晴らすことができました。

奥羽山脈を背景に国見峠

 国見峠は、以前とは全く違い、自然のスカイラインがなくなってしまいました。
 とても残念な風景です。

 仙台には、さらに気になる風景があります。

気になる更地

 太白山、蕃山、青葉山は、仙台が誇る美しい里山の風景です。
 上の写真の右下の更地が、眩しく気になります。

第二師団遠望の図aa

 第二師団遠望の図が書かれたころには、仙台藩重臣の屋敷は、既に無くなっていたものなのかどうか?
 仙台市民が誇る、広瀬川の自然が、観光目的でどのように開発されるのか?
 自然とは、生態系全体を視野に入れなければならないものですが、環境影響評価がずさんだという印象を持っています。
 とても心配な場所の一つです。

 自宅近隣の自然と生態系のことも心配です。

最近伐られた松の枝

 仙台市の市有林の松の枝を、誰かが最近伐ったようです。

東北福祉大学前駅風景―JR 仙山線の通る谷間

JR 仙山線、東北福祉大学前駅周辺風景a

 東北福祉大学前駅周辺を、平面図で見るのと、実際に見るのとでは、まったく違う場所だと誰もが思うことでしょう!
 JR 仙山線は、この谷間を通っています。

 写真を撮影した場所に、かつて石母田城があったと、語っておられた、年配の方がおられました。
 もっと詳しくお聞きしたいと思う時には、もう居られません。

 一国一城が常識ですが、伊達政宗公が、従うと思う方が非常識かもしれません。
 この場所からは、太平洋を通る船を監視できるし、仙台城も見えるし、国見峠も見晴らせます。
 有事の時の、要の場所であったことは、はっきりしています。

 さらに、仙台法務局備えの古図には、ここが陸軍省管轄、谷底の部分が鉄道省管轄になっていたことを、考えると、仙台藩重臣であった石母田家の分家筋が、この場所から芋沢までを、守っていたのだと推定することも可能なのではないかと思われます。

 仙台藩があった時代に、国見峠は、武家から庶民までの、ハイキングコースだったとの研究があります。
 もう一か所、当時のハイキングコースだった場所は、今でも、仙台固有の植生が見られる自然豊かな場所です。
 今後も、しっかり保全してほしい場所です。

山の寺―洞雲寺


スポンサーサイト



都市計画 | コメント(2) | 2016/03/29 17:57

台風23号によって倒れた木の切り株

台風23号の風で倒れた木の切り株a

 平成27年10月8日、台風23号の強風によって倒れた木は、切株だけが残されています。

 切り株の脇から、芽が出ているように思われますが、この木の若芽なのか、他の植物の芽なのか、今のところよく分かりません。

 国土交通省が「未利用地」の活用についての通達を出しているようなのですが、これもよく分かりません。
 「未利用地」とは?、住民の反対を押し切って伐採、造成されたあの土地の事を「未利用地」というのでしょうか?
 そのために、開発されたのでしょうか?

 平面図だけで判断し、丘陵を削り取って、北傾斜の土地に変えて、近隣の環境を激変させても、30年以上居住している住民の「環境権」が認められないことは、法律における瑕疵だと思います。

 また、保存緑地に新駅を作り、駅前広場と称して、スピーカーの音を極限まで響かせることが、まちづくりなのだとは、とても思えません。
 関係ない近隣住民に、ビンゴの数字まで聞かせたり、バックグランドミュージックを最大音で、長時間聞かせる必要が何処にあるのでしょうか?
 音の暴力に対し、多くの人が不感症と思われます。
 特に音楽は、ジャンルの好みに合わないものを、長時間聞かされるのは、拷問のようなものです。
 保存緑地や、国有林の近くに家を建てたのは、お金がなくて市街地に住めなかったためなのではなく、そのような環境に価値を認めたためでした。
 静かな環境を求めている人の人権を認めることなく、騒音被害に悩ませるのは、一種の暴力です。
 権利の乱用です。

 樹林地を「未利用地」だなどと、判断されたのだったとしたならば、 ・ ・ ・ 
 そのために、土地の測量をすることなく、法務局が接続不一致の図面の登記を認めて、誰の土地なのかわからないものを、民有地として認めたのでしょうか?
 誰のものなのかわからない場合には、国有になるのが順法だと思います。
 JR東日本は、民営会社であって、国ではありません。
 仙台法務局は横暴だと思います。
 情報開示請求を受け付けることなく、文書の名称を知るわけがないだろうと、私に向かってせせら笑い、追い返すということが、まかり通るのは、民主国家とは思われません。

 最高裁判所判例「昭和30(オ)688 立木伐採禁止等請求 昭和31年12月28日 最高裁判所第二小法廷 判決 民集第10巻12号1639頁」に、「境界が固有のものであり、当事者の合意によって、固有の境界自体は変動しない」と述べられているのに、仙台法務局が、所有者でないことを理由に、境界についての異議を受け付けないのは、横暴です。

 怒り心頭、孤立無援、選挙カーの音声も虚しく響きます。
 国は、情報開示請求を受け付けるべきです。
 接続不一致の図面の登記を受け付けたのは、どの登記官なのか、名前を聞いているだけなのに、何で答えないのか!
 一般国民が文書名を知らないことをいいことにして、隠蔽することが許されてはなりません。
 公務員の権限が野放しすぎます!



都市計画 | コメント(0) | 2015/10/18 21:22

第42回仙台市広瀬川清流保全審議会

広瀬川清流保全条例b

広瀬川清流保全条例a

 今日は第42回仙台市広瀬川清流保全審議会が開かれました。
 議題は(1)環境保全区域における行為制限の検討状況について(2)広瀬川フォーラムの開催について(報告)(3)その他①広瀬川の河川整備状況について②広瀬川の自然環境の変化についてでした。
 議題と報告が混在しています。

 審議委員にあらかじめ配布された資料は、今日差し替えられたようでしたが、何が変わったのかはわかりません。

 黙って傍聴するのに、苦痛を感じるほどでした。
 審議委員は議題の一番目に対し、寡黙でした。
 なにか抜き差しならぬ事が、事務局から要請されているのだということが、事情を知らぬ私にも感じられました。
 会議が進行するにつれて、そんな馬鹿な!と叫びたいほどでした。

 これから大変なことが起きようとしています!

広瀬川清流保全条例改正b

 上の写真の通りなのに、仙台市は5メートルを超える樹木を伐採し、土砂を掘り返し造成し、自然崖に改変を加え、高速鉄道地下鉄東西線、広瀬川橋梁、竜の口橋梁を造りました。
 特別環境保全区域、第一種環境保全区域における工事について、すずめのこさんは『茜さす笹藪日記』において、ずっと批判してきました。
 『青葉山の緑を守る会』も、高速鉄道地下鉄東西線、都市計画道路川内旗立線が、青葉山の生態系に及ぼすであろう悪影響と、自然破壊について、仙台市に対し何度も申し入れをしてきました。
 
 それにもかかわらず、今日の審議会の会長は、広瀬川橋梁や地下鉄東西線開通に対する反対はさほどのことはなく、市民は自然のままの風景よりも、都市化された景観を望んでいることが判明したので、条例を改正する時機が到来したと考えてよい、というようなことを述べていました。
 広瀬川橋梁の設計は、公募による競技会、コンペによって、決まったからといって、また、応募数が多かったからといって、それが市民に意見を求めたということにはならないはずです。
 工学系、建築系設計者なら、誰でも自分の設計を売り込みたいだけ、一般市民が広瀬川に鉄橋をかけて電車を通して欲しいと願ったわけではありません。

 すずめのこさんやいろいろな人が、高速鉄道地下鉄東西線、都市計画道路川内旗立線の、環境影響評価書や事後調査報告書に対する市民意見を求める公告に応じて、自然破壊を批判する意見を述べているにもかかわらず、交通局と環境局が市民の意見を握り潰して、評価書や報告書に一文たりと掲載することがないだけであって、こんな風景嫌だと言っているにもかかわらず、無念な扱いがここでも進行しようとしています。

広瀬川清流保全条例改正a

広瀬川清流保全条例改正c

 平成27年12月20日(日)午後1時から、仙台国際センター2階萩において、広瀬川フォーラムが開催されることになりました。講演、話題提供、パネルディスカッション、交流会、展示が予定され、詳細はこれから決まるようです。

 市民活動団体は、自らの活動に支障がないように、また、行政からの協力を得ようとして、行政の思惑に反しない意見を述べるだろうと思います。
 パブリックコメントを実施するのかどうかについて、今日は話題に上りませんでした。
 ということは、この時のフォーラムで述べられたことが、市民の総意として、見なされるのだろうと思われます。

 広瀬川の清流を守る条例が、なし崩しに形骸化されて、どんな建築でもできるようになることを、望んでいる人たちがいるようです。

 平成17年という年に、いったい何があったのでしょう!
 これは経済界の圧力なのか?国なのか?
 
 仙台は、いま、大変なことが進行中です。
 自らの無力を嘆いている場合ではありません!



都市計画 | コメント(0) | 2015/08/25 20:18

四ツ谷用水その他

奥州仙台絵図aaa


 写真は東北歴史博物館編集『町絵図・村絵図の世界―絵図の時代・江戸時代』から、享保9年(1724)の仙台城下絵図の一部です。

 十代の頃の生活圏、現在の生活圏、ご先祖様に係る生活圏の部分で、いわば、私にとって故郷の地図ということになるかもしれません。

 地図の上部が北山、丸印は私が付けたもので、左中ほどの丸が現在の貝ケ森と思われる場所です。その場所は、山の形が描かれ、判読できない文字があるように思われます。
 判読できる部分には、疱瘡神、山の神、壽徳寺と書かれています。
 そこから先に広い道が書かれていて、国見峠に至る道路かと思われます。一の坂でしょうか?

 十代の頃、四ツ谷用水の北側の流れの近くに住んでいました。直角に曲がったところです。
 その流れは南下して、現在の東北大学病院に至ります。ご先祖様の家は、芋沢にあったそうですが、城下にも家を与えられていて、現在は東北大学病院の敷地になっていると聞いています。想定の丸印を書きました。
 町民だったために、松山城の家老格の家に養女となり、そこから嫁入りしたといわれる方の実家があったのは、現在の宮城一高のあたりだと聞いていますが、想定の丸を書きました。八幡町から中嶋丁あたりと思われます。

 父方のご先祖様のことも、母方のご先祖様のことも、ほとんど何も知らずに暮らしてきましたが、自らが老年期になり、何も知らずにいたことがとても気になるようになりました。

 明治維新のどさくさ、その後の戦災などで、書かれたものが何も残っていないのですから、しょうがないとも思います。

 私が生きていたことも、すぐに忘れられてしまうのだと思うと、寂しいとはいえ、そういうものなのだと思います。
 とはいえ、今日はご先祖さまをお迎えする日、何も知らずにいる私をお許しください!



続きを読む
都市計画 | コメント(0) | 2015/08/13 18:23

変わりゆく国見峠

真新しい看板

 久しぶりに国見峠を通りました。
 道路沿いに真新しい看板が見られました。
 見ると、開発許可年月日は平成26年6月6日、工事期間は平成27年7月30日までとあります。
 でもこの看板は、昨年からあったのでしょうか?はじめて見ました。これまでは、道路から見えないところにあったのでしょうか?

 もしかして、仙台市には何か弱みがあって、一年が経過するまで、看板は目につかないところに置いていたとか?
 住民監査請求は、一年が経過してしまうと、たとえ違法なことも順法になるのだとか!
 日本国民が、緑を守りたいと願いながら、どうして守れないのかの一つが、気づいた時には一年が経過してしまっていたというケースが考えられます。
 それに仙台市は、首都圏での開発をいろいろお勉強していて、かつて首都圏で住民がどんな開発に反対をしてきたのか、どうすれば住民の反対を封ずることができるのか、研究しているのですから、住民がはっと気づいた時には、もう手遅れになるのです。

 こんなことは、貝ケ森の緑を守ろうと反対運動を行い、署名活動をし、行政に協力した揚句に、騙し討ちに遭ってしまった、私たちのような人が、行政からどんな騙し討ちに遭ったのかの経緯を、言い伝えていかねばならないことの理由です。
 聞いてくださる方があるのなら、語り続けていきたいと思います。

 残念なことは、ブログで反対していることを公にしていながら、行政がどんな騙しのテクニックを持っているのかを、誰も私たちに教えてくれることがなかったことです。
 一度でも経験した人なら、解かることがいっぱいあったはずです!

 このことが、既成政党とか、市民運動とかいうものを、信頼できない理由の一つです。
 もう連帯の幻想を抱くことはないでしょう!

 話を戻して、国見峠のことです。
 鉄塔は何の鉄塔なのでしたでしょうか?
 昔は、アメリカ軍の通信設備だったような気がします。
 国見峠をわがもの顔に!と、不快に思っても、敗戦国の悲哀!何も言えず、アメリカの支配の象徴のようでした。
 爆破事件があったような気がしますが、何十年前のことだったでしょうか?
 爆音に驚かされました。

 また脱線しましたが、開発に反対する場合に、二番目に気をつけるべきは、鉄塔の存在でした!
 
伐採され造成終了間近のの国見峠
 
 看板の後ろの坂を上ってみて仰天しました。
 衝撃的でした。
 私にとって、国見峠は、臨在院跡、弁財天堂周辺と同様に、神聖な場所です。
 通町小学校学区から、国見峠はよく見晴らせ、沈む夕日やアキアカネの思い出と重なり、故郷仙台の象徴です。

 国見峠の稜線がこのように開発されるとは信じられません!

変わる国見峠a

 権現森や太白山が見える、峠の反対側の風景も変わりつつあります。
 
 この周辺が開発調整区域だと思い込んでいたのは、間違いだったのでしょうか?
 もう守ることはできないのでしょうか?

貝ヶ森2丁目の造成地

 帰り道で寄り道した、二の坂の地域森林計画対象林だったところも、宅地開発の真っ最中でした。

 高低差のあるお隣との境界が気になりました。
 お隣の土地や住宅の安全は、法治国家ではどのように図られるのでしょうか?それとも、図られないのでしょうか?

 火山灰か砂岩に見える、土壌は強度を満たしているのでしょうか?

お隣との境界

お隣との境界b

 以前、仙台市の都市整備局によるパブリックコメントに応じた時、意見提出前に仙台市職員に質問をしに行きました。

 質問に答えた職員は、私の緑豊かな環境が好ましいとの話をさえぎって、仙台市の理想は丘陵のすべてが住宅地に変わることだと述べたことを、今、恐怖心を持って思い出しています。



都市計画 | コメント(0) | 2015/07/12 18:43
 | HOME | Next »